2011年 09月 30日
Brun Acajou |
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by espritesprit
| 2011-09-30 23:56
| *美味Entrée*
2011年 09月 28日
クロスさせた手の仕草から すでに始まっている薔薇への思い。 耳たぶの後ろ側に薔薇の香水をつけて 植物画の巨匠ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテの作品に会いにゆく。 ![]() ![]() ティーやダマスクローズ香を感じながら 始終まどろむような瞳で200年前の 彼の作品を見つめていたに違いない。 ルドゥーテの植物画において とりわけ薔薇の棘を捉えた表現力に 特別な視線を送りながら、 愛の痛手になぞらえられた ウェヌスに刺さった棘の話しを ふと思い出す。 久しぶりの美術鑑賞は まさしく、ルドゥーテからの贈り物。 ▲
by espritesprit
| 2011-09-28 16:24
| *色と筆の魔法*
2011年 09月 27日
息を止めて 瞬きさえも忘れて。 黄緑色のトーンはビジューの如く華やぎ 乙女盛りのフルーツはフレッシュに輝きだす。 ![]() チーズタルトの上の自由。 それは盛り付けをする楽しい気持ちと心を結ぶだけ。 葡萄は甘く踊り、グレープフルーツやオレンジは葡萄の甘さを更に際立たせる。 ミントの葉を散らす指先からは、途方もなく清涼な風が吹き そして一つのデザートが完成する。 その中にリズミカルな調和を感じることができたなら すぐに消えてしまうケーキにも、存在の喜びがあるでしょう。 ▲
by espritesprit
| 2011-09-27 20:57
| *微笑みのテーブル*
2011年 09月 25日
凛として秋。 フィレンツェのローズティーが グラマラスに香る大人の味わい。 幾重にも広がる花びらの、ビロードのような豊かさのどこかに 時折り、少女のような青い蕾の恥じらいが感じられるお茶。 ![]() 大好きなフォルムのお菓子を焼いて 女神が舞い降りたようなローズの香りと共に笑顔のティータイム。 いつしか夏は去り たゆみない豊穣の季節へと歩み始めた姿を見送る。 ポツンと残されたもの憂げなデクレッシェンドの心模様は また涙の味を知るけれど 再び救われるのも、その刻まれた愛のおかげ。 ▲
by espritesprit
| 2011-09-25 16:25
| *微笑みのテーブル*
2011年 09月 23日
おとぎ話のように魔法をかける。 かぼちゃの馬車に乗ってみたいなら そんなイメージの世界にハートを連れ出そう。 ![]() 見えないものに心奪われることや 見えているものに心安らぐこと。 ハートが感じた興味へと 一歩を踏み出す勇気があれば おとぎ話ではない自分だけの物語が始まるのだから。 ▲
by espritesprit
| 2011-09-23 23:53
| *色と筆の魔法*
2011年 09月 18日
包容力。 そんな言葉が胸に触れる。 たとえばシュークリームのように 異素材同士が支え合う究極の姿は美しい。 ![]() 一方的では成り立たない 絶妙のバランスで満たされた信頼関係を長く深く築いてゆく過程には 2つのさまざまな心模様が秋の空の如く流れるけれど もしも、わたしがクリームなら こんなシュー生地のような人と支え合いたいと思うもの。 ▲
by espritesprit
| 2011-09-18 23:23
| *自然の声*
2011年 09月 14日
秘かに オランジュリーと名付けている 薄く薄くスライスされた オレンジの香りがほろ苦く広がる一切れ。 ![]() 生活のあちらこちらで、柑橘系の果実を感じるとき その昔々からの名残りゆえか 中庭にオレンジが実る鉢植えの木がある光景を熱望の眼差しで思い描くもの。 季節が秋冬にさしかかると それらの鉢植えは温室に移動されると言う。 そんな丁寧に育む豊穣の果実への愛情は 大切なものとの関わりそのもの。 ▲
by espritesprit
| 2011-09-14 23:35
| *異国の風*
2011年 09月 12日
乙女にも 淑女にもなれそうな試着室。 ファッショナブルなショップの奥にある 扉やカーテンで閉ざされた異空間は デザイナーの個性が特別に語りかける、美の空間。 ![]() その小さな空間にみる設え方を感じるとき 降りそそぐ美的ヒントは、素敵な要素で満たされている。 ファッションによって新たな自分を発見するように 試着室で過ごすことによって発芽する、新しい夢もある。 ▲
by espritesprit
| 2011-09-12 17:49
| *お洒落心*
2011年 09月 11日
知らなかった一面を 指摘される瞬間。 さまざまな葛藤は入り乱れ それでも言い訳のない本質を探し当てるとき いままで見えていなかった欠点と始めて対峙するもの。 ![]() 誰かに傷を与えてしまうことや 自分が傷ついてしまうこと。 そんなとき、限りない救いを求めていく先は 自分自身のこころの中に。 それは こころ美しく生まれ変われる誕生日のように 喜びへの糧になる、ありがたいスタートでもある。 ▲
by espritesprit
| 2011-09-11 16:09
| *キレイへの扉*
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